やったぁ!20pipsとれたぁ!!
よーし、ちょっと早いけど、もう一回勝負だ。えい!
ガーン、30pipsなくなったぁ!Σ( ̄□ ̄;)
くそ、今日負けてるな。なんとか取り返せ、えい!
くっそぉー20pipsもっていかれたぁort
俺の20pipsをかえせぇーー!!
なんてトレードしてませんか?そんなん錬金術使っても戻ってきませんぜ?
前のトレードの結果を引きずって、そのときの気分でエントリーしてしまう。
そのままやと、いつまでやっても勝てません。
一喜一憂してしまう人の解決方法は、次の3つのことをするだけでグッと成績が変わりますよ。
- 適正な枚数で運用する
- マイルールを設定する
- テクニカル分析に対する理解力を上げる
これらを見直して、それぞれのトレードを分離して考えましょうね。
ということで、今回はトレード中のメンタルの話です。
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目次
なぜ1回のトレードで一喜一憂してしまうのか?
僕も最初のころは、1回のトレードで激しく感情を揺さぶられてました。勝つときはいいけど、負けたときの悔しさったらないですよね。
今では負けてもしょうがないってしか思えなくなりましたが。
そりゃたまに大きく負けるときもあります。そんなときはやっぱり悲しくなっちゃいますけど、昔ほど激しく後悔することはなくなりました。
初心者にありがちな勝った負けたの感情の浮き沈みは、なぜこんなにも激しいんでしょうか。
それは昔の僕を考えてみたら分かりました。
トレードに一喜一憂してたのは、
自分のトレードに自信がなかったから
でした。
エントリーしたけど、勝てるかわからないなーホントに優位性があるのかなって不安になるからこそ、それが解消されたときに感情を揺さぶられます。
でもトレードに自信を持ってるなら、
負けても正しいし、
勝っても正しい。
ある意味結果が分かってるから、揺らがないんですね。
だから、初心者が1回のトレードに対して一喜一憂してしまうのは、このトレードに対する自信が関係しているようです。
一喜一憂するトレードのなにが悪いのか?
じゃあ一喜一憂してるとどうなるんでしょうか?
なんとなく勝った場合は、たぶんこんな思考になるじゃないでしょうか?
◯pips勝ってるから◯pips負けても大丈夫だな
もうちょっと伸びそうだから、浅いけどここでバチンと買ってみようかな
だいたい上がるだろうからロングだ!
どうですか?心当たりありません??
そう。なんとなく勝ってしまうと、気持ちが大きくなってどんぶりトレードになってしまいます。
当然勝率は落ちますよね。
では、負けてしまった場合はどうなるでしょうか?
自分なりに考えて入ってみたけど負けた。
さっきの負けを取り返したいから、いつも利確してるところで利確できない。
もっと利益がほしい。
利確できないから戻ってきて負ける。
損失が大きくなって取り返そうと、むきになってエントリーする。
もちろん負ける。
最後に反転しだして元の位置まで戻っていくが、そこでは入れない。
どうでしょうか?負けたときの思考で思い当たる節があるんじゃないでしょうか?
実は、負けたときのメンタルが一番やっかいでして、負けを取り返そうと焦ってエントリーしだしちゃいます。
こういうときは負けが負けを呼ぶ、負のスパイラルにおちいってしまいます。
これが一番まずい。これが俗にいうメンタル崩壊です。
そう、トレードに一喜一憂するとなにが悪いかというと、
メンタル崩壊して多大な損失を生み出すきっかけになることなんですね。
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負けトレードは、次のトレードに影響を与える
負けを受け入れるのは、なかなか難しいことです。
だれだってお金を減らしたくないし、自分が思ったことと違うと悔しくなります。
そして、負けたあと考えることは「取り返したい」です。
この取り返したいっていう気持ちのせいで、いつもはトレードしないところで無理矢理エントリーする結果を引き寄せてしまうんです。
本来なら、トレードはそれぞれに独立しているのが理想なのにですね。
負けトレードが影響してるときのトレードの流れはこんな感じではないですか?
いきなりロスカットを食らってしまったなぁ。なんとか少しでも取り返したいな。
いつものエントリーポイントとは離れているけど、行きそうだなぁ。
利益を取り逃したくないから早めに入ってしまおうか。
いつもの利確ポイントに達したけど、前の損失があるからな。
もう少し伸ばしたいな。
あれれ?
そうこうしている内に戻ってきて建値になってしまったぞ。
あわわわ、それどころか損切りになった(;´゚д゚)ゞ
負けトレードが影響している人はだいたいこんな行動をとってるかと思います。
こうやって、前のトレードを引きずれば引きずるほど、雪だるまを転がすように損失はでかくなっていくんですね。
負けトレードを引きずることの危険性をしっかりと理解して自制心を持ってトレードしましょう。
1回のトレードで一喜一憂しないために必要なこととは?
前回のトレードを引きずることは危険ということはわかってるけど、どうやったら引きずらないようにできるのか、わからないという人は多いと思います。
僕が考える対策としては以下の3つです。
- 適正な枚数で運用する
- マイルールを設定する
- テクニカル分析に対する理解力を上げる
適正な枚数で運用する
あなたはどんなときに損失を取り戻したくなりますか?
おそらく、自分が許容できないくらい大きな損失を出したときに「この損失をどうにかしてなくしたい」と強く思うのではないでしょうか。
この“許容できない損失”がキーポイントです。
この大きな損失は、受け入れたくない感情からものすごいストレスとなります。
そして、そのストレスから逃れたい衝動から普段とは違う行動をとってしまい、メンタル崩壊を招きます。
そんな許容できない損失を出さない方法のひとつが“枚数のコントロール”ですね。
一般に自分の資産に対して2%が損失の許容額と言われています。
まずは、これを参考にして適正なレバレッジで運用し直すことをオススメします。
マイルールを設定する
例えば、過去のトレードで大きな損切りをしてる日は、大抵30pips以上負けてるなって人は25pips以上負けたらパソコンを落とすってルールを設けたらどうでしょうか?
なにかしら、自分をストップできるものを設定することも、大事なテクニックの一つですよ。
メンタル崩壊する前に潔くあきらめちゃいましょう!
テクニカル分析に対する理解力を上げる
そもそもの話ですね。
トレードに自信がなくて相場が分かってないから、次に引きずってますよね?
なら、これで負けたらしょうがないって思えるだけの根拠を作りましょう。
テクニカル分析が上手くなればなるほど、メンタル負荷は少なくなって一喜一憂しなくなります。
僕のオススメは、ダウ理論とチャートパターンです。
テクニカルに関しては、過去の僕の記事を見て参考にしてください。
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まとめ
FXを初めとする投資は、すべてメンタルとの戦いが常に付きまとってきます。
テクニカル分析の力は十分あるのに、メンタルのせいで負けてるよって方も少なくないんじゃないでしょうか?
でも、そこまで来ているなら、あとはきっかけ次第でプラスに持っていけるかなって思います。
己を律することが一番難しかったりしますが、勝っても負けても動じないハガネのこころを作っていきましょうね
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